ゆまにて京都日記

「ゆまにて」店主が京都をうろうろ

6月の真如堂 紫陽花 菩提樹

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今朝、真如堂へ行ってきました。

ゆまにてからは徒歩5分くらいですね。

 

お隣さんに「比叡山の千日回峰行をしはった大阿闍梨さんが真如堂に来はるで!」と教えてもらって行ってきたのがこないだの日曜。

そして昨日は患者さんから、「真如堂はあじさいの庭がいいのよ〜」と教えてもらったのが昨日。

今日、晴れたのでいってきました。

 

行く途中の川沿いにもあじさいがぽちぽちと。

看板に励まされつつもちょっと坂を上ると、真如堂

 

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このあじさい園は、入り口の立て札に「ご不要になった紫陽花の鉢植えや株をお譲り下さい」とあるように、持ち寄られたあじさいのようです。

なので、いろんな種類の、いろんな色のあじさいがたくさん。

色は土壌による、といいますが、確かに青系統が多かったかもしれません。

 

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そして菩提樹

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「6月2日開花」と書かれていました。

「花期は短く、花をご覧になられた方は、きっとご縁があったのでしょう」

という立て札。

昨日人に教えてもらって来ることができたのも、いいご縁。

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花だけでなく木が立派で、大きな木陰をつくっています。

本堂の前にどっしりと構えています。

 

近くにはテーブルとベンチがあって、今朝は水筒で飲み物を持ってきて、落ち着いて何かを読んだり書き物をしている人がいました。

今日のお天気に最高の時間だなあ、いいなあ。

 

お釈迦様は菩提樹の木の下で悟りをひらかれた、ということで、菩提樹は仏教にとっては特別な木です。

菩提樹、というのは「正しい悟りの智」を意味する「ボーディ」からきているとのこと。

ただし、インドの菩提樹(クワ科)は中国では育たず、中国原産のこの木(シナノキ科)を菩提樹と呼ぶことにしたそうです。

シューベルト作曲の「菩提樹」の木はリンデンバウムで、日本の菩提樹と同じシナノキ科。「泉に沿いて 茂る菩提樹」しかわからないのであとで聴いてみます…

 

真如堂、他にも花や木の見どころが多く、いいところ。

また季節折々に行ってみようと思います。

 

お地蔵さんもいっぱいいるし!

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