夏越の祓 茅の輪くぐりツアー
6月30日は「夏越の祓」。
半年分の穢れを清め、無病息災を祈る日です。
京都ではたくさんの神社で神事が行われる他、「茅の輪くぐり」と、「人形(ひとがた)の紙に息を吹きかけてそれを清めてもらう」というのがあります。
今日はちょうど定休日、暑くもなく寒くもない曇りの日だったので、自転車でいくつも茅の輪をまわってみよう!と出発。
まずはいちばんご近所の大豊神社(おおとよじんじゃ)。
商売繁盛の神社ということで医療機関であるゆに鍼灸院としては微妙なところなのですが、地元の神様ですからお参りに。
大豊神社では茅の輪ではなくて、人形を納めてそれを清めていただく形でした。
ちょっと前に回覧板が回ってきていたのですが、具体的にどうしたらいいのかわからずに直接伺いました。どうも、組長さんにお預けすればよかったようです。
後日、小さな茅の輪が組長さんを通じて戻ってくるとのこと。
となりのお鮨屋さんが奉納してました。何をだろう…もしかして街灯?すごいな。
続いて岡崎神社。
岡崎神社はうさぎを祀っていて、子授け・安産・縁結びの神社です。
近くに平安神宮があるのでそんなに目立たない神社ですが、大通りに面していきなり立派な木の生い茂る、いい雰囲気の神社です。
御手水のところでうさぎちゃんにお水をかけて、うさぎちゃんおみくじをするのをお忘れなく。
ちなみに、隣の「ホテル平安の森」の1階のレストランでのランチがおすすめです。
1080円で、メイン1品とサラダバイキング、と思ったら牛すじカレーやアイスもある、バイキング付き。
別にオシャレ感はないけど、ホテルの天井の高いラウンジ、岡崎神社の緑を借景に、このお値段。そして、心配になるほど空いてて、子連れにもやさしい店員さん。
ただ、エアコンがめっちゃ寒いのが難点…上着持って行きましょう。
続きましては平安神宮。
茅の輪が鳥居にくっついちゃって、四角になってるけども!!
しかし、さすがの境内の広さではればれとした気分になります。
このへんはぶらぶらしてても気持ちいい、美術館や動物園もあるエリアなので、お散歩にいいところ。
こないだ教えてもらったかき氷のおいしいお店もありますが、それはまたこんど。
また丸太町に戻って西へ、熊野神社。
こちらの茅の輪はもふもふしていてなんだかワイルド。
こじんまりとして、街なかの気軽な神社です。神社の方が、気さくに茅の輪のくぐり方を教えてました。
最後は吉田神社。
節分の鬼で有名な吉田神社。甥っ子たちがおびえております…(笑)。
吉田山の山中にあるので(といっても本殿には石段を少し上がるだけ)、いちばん開けていて、私は今回の中ではいちばん好きだなあと思った茅の輪でした。
吉田神社といえばだるまちゃんのおみくじ。うちにも何個あるんだか。
今日はちょうどいいタイミングでちょうどいいお天気だったので、たくさん回れて楽しかったです。そう、「楽しい」ぐらいで神事を楽しんでます。
半年分の穢れを清める、といいますが、こうして神社へ行って気持ちを切り替えることで、私の場合は
「よし、せっかくクリーンになったんだから、これからの半年、より良い一年にしよう!」
といういいきっかけになりました。
季節の切り替え、こよみの行事、そういったことに注目してくらしに取り入れると、目先が変わったり、生活の見直しができたり、いいきっかけになるっていうこともあるんだな、と思いました。
仕上げに水無月を食べて半年が終わり。
ミーハーなので仙太郎、高島屋の地下でちょっと並んで買いました。